窓用エアコンは自分で取り付け・取り外しができるお手軽なエアコンです。価格もお手頃です。
でも、いい面ばかりではありません。マイナス面、デメリットもあります。
こんな人にはあまりオススメできないなぁ、というのを挙げていきます。
1.ガンガン冷やしたい人
クーラーの温度設定が異様に低い人、たまにいます。
「電気代?そんなの関係ねー、とにかく冷え冷えにしたいんだよ!」なんでしょうけど、窓用エアコンではガンガンには冷えません。ちょっと涼しいな、くらいにはなりますが、そこまでのパワーが無いので、それを期待して買うのはオススメしません。
2.静かじゃないとダメな人
窓用エアコンは、壁掛けエアコンに比べてうるさいです。運転音が大きいです。
大きいと言っても、壁掛けエアコンが静か過ぎるだけで、筆者的には寝れるとは思いますが、寝るときに無音って訳にはいかないです。
また、窓用エアコンは使用の際、本体後ろの窓を開ける必要があるため、そこからの音もあります。
無音で寝たい、という人にはオススメしません。
3.電気代を節約したい人
電気代のページでも解説していますが、壁掛けエアコンに比べると電気代が高いです。
これは本体の効率がよくないので仕方ありません。
窓用のお手軽さを重視するか、長い目で見た電気代の節約を重視するか、どこをポイントに置くかは人それぞれ。
電気代をとにかく安く!って人には、オススメしません。
4.虫の侵入を完全防御したい人
高層階ならいざ知らず、窓用エアコンの使用は窓を開けることになるので、隙間から虫が入ってくることがあります。
もちろん、隙間をパテなどで埋めたり、後ろを網戸にしたりすることでかなり防げるのですが、そもそも窓を半開にして使うものなので、100%防ぐのはなかなか難しいです。網戸だって、虫は入ってきますからね。
これについては、ある程度対策は可能です。窓を開けた状態で、パテや目張りをきっちりすることで、防げることは防げます。が、そうなると窓の開閉に支障が出ます。
虫対策は網戸くらいの性能で十分と思われている方には問題ありませんが、100%防ぎたい人にはちょっとオススメしにくいです。
5.1階に住んでいる人
1階でもダメじゃないんです。ただ、窓を半開にして使う以上、補助錠を使うなりして対策しておかないと防犯面が不安です。1階なら補助錠は必須でしょう。
もちろん、2階だから安全とか補助錠がいらないというわけではありませんが・・・。
あと、防犯面では、セコムやアルソックなどの防犯システムが使いにくくなる、というのもあります。窓が開いていると警備をオンにできないので、在宅時の警備システムが使えなくなることがあります。
6.風を感じたい人
エアコンの冷たい空気を体で直に浴びたい!って人はあんまりいないかもしれませんが・・・。窓用エアコンは元々のパワーが弱いため、「エアコンの風が直接当たって体が冷えすぎた」なんてことがまずありません。
風量も多くはありません。壁掛けエアコンのような強い風は出てきません。窓用エアコンから出てくるのは、冷たいそよ風です。
また、窓用エアコンは、風向きを調整するルーバーが手動で、可動範囲も狭くて風向きが常にほぼ前方なので、エアコンの前にでも立っていない限り、風が直接当たることがありません。
まとめ
以上、窓用エアコンのデメリットを挙げてみました。
逆に言うと、これらが問題ない人には、窓用エアコンがオススメということです。
窓用エアコン購入時の参考になれば幸いです。